無茶で最高なおバカ達☆




てくてくとひたすら歩く



ん?なんかうるさくなってきたな…




歩いて歩いて…やっとタツが止まった





うるさい教室の前で



「朱莉さん、ここです。



俺が合図したら入ってきてください」



「おけ」



私の返事を聞くとタツはニコッと笑ってから




ドアを開けて入って行った



そして、



「お前ら、死にたくなけりゃ黙りなさい」


「……」シーン


ぇ、生徒に死にたくなけりゃって言っちゃって良いのか?ん?




「今日は転校生いる。」


タツのその発言で静まり返っていたクラスがまたうるさくなった


「女か?女…可愛くて…巨乳かわいいな」

「なにいってんだ!クールな感じの巨乳だろ!」

「待てまて、俺はデカ過ぎは好まねぇ~よ」

「鷹也さん…巨乳派じゃねぇんだ…」

「男かな?かっこ良かったらいいよねー!」

「まぁ、聖籃の人よりかっこいい人なんかいないかー」

「まぁ、ヤローだったらパシリにしよーぜ!」

「女なら…ストレスはっさんにもしちゃう?きゃはははは!!」


めっちゃ言われてんじゃん。



ぇ、この格好のまま入ればもー…やばいな



まぁ、いい。そうゆうのが狙いだ。



まだ、ガヤガヤとうるさい教室を静かにさせたのが…




「なぁ、お前らそんなに死にたいか?あ"?」



「……」シーン


瞬殺ですね、タツくん。



あー…






「朱莉さん」







狙ったことだ。







どうなるか分かってる。









それを望んでたんだけど…








「入ってください」










やっぱ入りたくねぇな