ある日。 そんないるかの近くを大きなクジラが通りかかりました。 「こんにちは、いるかさん。そんなに息を切らしてどうしたの?」 海面に戻って来たいるかにクジラは不思議そうに尋ねました。 「こんにちは、クジラさん。ボク、探し物をしてるんだ…でも息が続かないから海の底まで行けなくて…」 いるかはポロポロと涙を流しながら、クジラにカモメの宝物の話をしました。