ある森に一匹の白いうさぎが生まれました。 うさぎはキレイな真っ白い毛並みをしていたので 森のみんなに可愛がられました。 うさぎはどんどん大きくなって 元気に育っていきました。 そんなうさぎにお母さんはいいました。 「どんなに大きくなっても、夜は森から出てはダメよ」 うさぎはうなずきましたが 好奇心旺盛なうさぎはある明るい夜の日に そっと森を抜け出しました。