またやってしまった。
ばかにしたくないのに。

ちびだから好きなんだ。
全ての行動が可愛い。

だからいじめたくなる。
俺ってSなのか…?

『はぁ…まだこんなにあるし。早く戻ってこいよ。』

ガタッ

『乃愛?』

「残念ッ!私でーす。」

そう言って教室に入ってきたのは
崎本だった。
相変わらずでかいなぁ。

『何か用?』

「冷たいなー。乃愛っちにはあんなに構うのにね。」

それは好きだからに
決まってんだろ!何て言えない。