益田の後を追う。 キャバクラの方向へ 歩みを進める益田に気付かれないよう、 細心の注意を払い、後をつける。 木が立ち並ぶ幹線道路を歩き、 路地裏に入る。 踏切を渡り、 小さなトンネルにさしかかった。 先に行く益田は、 トンネルをでて、すぐ右に曲がり、 一瞬姿が見えなくなる。 急ごう。 そう思い、トンネルのなかで足に力を込めた。 気配を感じて振り返った瞬間、 口に布が当てられ 俺の意識はそこで途切れた。