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 am6:10






「遅いなー」




腕時計を見ると、既に集合時間を10分過ぎている。





「あ、あれじゃない?」




靄の中から、ガタイのいい男子が現れた。





「おぅ!ゴメンゴメン遅れちゃって。」



「罰として、明日の朝練のメニューは、岡嶋だけダッシュにするか。」



「うわー!原ひでーなぁ水野助けてー」



「自分がわるいんでしょうがっ」






まだ騒いでいる岡嶋をおいて、原と水野は近くの倉庫に向かった。