一歩下がった璃那。 しかし、龍斗さんは動かない。 『璃那、かかってこいよ。』 龍斗さんは、余裕そう。 『な、んでだよ!!!?』 璃那は慌てている。 その理由は、 璃那の殴りや蹴りを、 龍斗さんは、涼しい表情で 軽々しく避けたからだろう。 『璃那は、俺を倒せねぇよ?』 『…あたしに、勝てるやつなんかいねぇ!!』 『そう思うなら、もう俺に関わるな。』