『龍斗に、あたしを殺れると思うか?』 そう女は、鼻で笑ったけど 龍斗さんは真剣な顔つきだった。 『思いたきゃ思ってろ。やるか、勝負。』 『あぁ。女だからって手加減すんなよ。』 『璃那が強ぇのも知ってるから。』 そこで女の名前が璃那だということが分かった。 璃那と龍斗さんは、構えた。 『行くぞ。』 龍斗さんの一言で、勝負は始まった。