星弥Side
"今の星弥はうちの好きな星弥やない"

と言われてから
1週間

俺は
未だに先輩といた


お昼だけでなく
帰りも


鈴羅はきっと
一人で食べてる

三人の横にはいないから



「星弥~」

斗真が笑顔で近寄ってくる
「どうした?」


「いや~最近鈴羅、俺らのこと避けてるんやけど何か知らん?」

そんなことあるわけない


いつでも一緒だったやないか


「知らんけど…」

「お前さ、鈴羅になんか言った?」

「なんでわざわざお前らに言わねぇとダメなんだよ…」


「鈴羅が、私達に何にも話してくれないの!」


「そんなん、あいつが話したくねぇだけだろ?」


鈴羅は
春斗たちと学校に来なくなった