小さい頃の5人もいれば
小学生くらいの5人

中学生、そして今の俺までいる。


どういうことだ?

ガラガラッ

教室の戸が開いた

そこには、4人がいた。


「私も忘れ物しちゃった」

鈴羅は
笑顔で言ったが
俺が持ってるスケッチブックを見ると
顔が曇った

「中見たの?」


聞きたいことがたくさんあった

「なんで、俺がいるんだ?」


「それは…」
鈴羅は言葉に詰まって何も言わずに涙を流していた


「お前じゃねぇよ」
春斗が怒鳴った

「もういないけど…私たちの幼なじみ」