─みくside─
あーあ、目ぇ付けられちゃったよ。
どうしよう…
悩んでいるあたしの元へ親友の梨沙子がやってきた。
「どうしたの~?」
梨沙子を観て思った。どうして私の周りはこんなにかがやいてるの?宮本くんといい梨沙子といい、注目度が高すぎるでしょ!?
梨沙子はクラスで一番かわいくて1ヶ月に五回はこくられる位なの…
そんな梨沙子に今あった全てを話すと、
「こりゃあ、王子も落ちたわね~。みくに上目づかいで迫られて落ちない男はいないし…ぶつぶつ。」
「梨沙子、何をぶつぶついってるの?」
「えっ?あっ、何でもないの!」
「ならいいけど…」
キーンコーンカーンコーン
「あっ!じゃあ席戻るね~」
はぁー、本当に梨沙子は可愛いな~本人は気づいてたのかな?
クラスの男子がみんな梨沙子のことみてること…
モテるのも大変だな~。
あぁ、ホームルームダルい…寝ちゃおっと
─梨沙子side─
はーい、私みくの親友の秋葉梨沙子でーす☆
みくってば無自覚もいいところなんだから…
本人は男子が私を見てるとおもってるみたいだけど、男子はみんなみくをみてる…
はぁー、本当に心配…夜道で襲われたりしなきゃ良いけど、ほらまたあんな無防備な寝顔して男子がガ見してるじゃない!
はやく自分を守ってくれる彼氏を作って…
あれ?いつの間にかホームルーム終わってる!まあいいか…
ん?教室の前に人集りが…
─みくside─
ふぁー…うるさいな、何かな?
うーん、宮本くんがいるな~
「一ノ瀬さんいる?」
宮本くんが私を探してるな~
ん!?私を探してる?
これって行った方がいいよね…。ていうか、行かないと周りからの視線が痛いし。
「何ですか?」
「あっ、そ、そのだな…今日は朝からすまない…。そのお礼としてこれを受け取ってくれ。」
そう言われて渡されたのは映画のチケットだった。ただぶつかっただけなのに何でこんな親切にしてくれるんだろうとおもいながら一応受け取っておいた。
「ありがとうございます。」
「そ、それじゃあ俺は帰るよ。」
そう言うと宮本君は帰っていった。何だったの…?
疑問に思いつつも席につきもう一度チケットを見た。
「あっ!」
思わず声をあげてしまったのでみんなに注目されてしまった。うっ…恥ずかしい。
そもそも、なぜわたしが声をあげてしまったかというとそのチケットの日付は梨沙子とショッピングにいく日とかぶっていたのだ。どうしょう、誰かにあげようかなどかんがえていると
「一ノ瀬さん、ちょっといいかしら?」
と声をかけられた。園田さんだ…
あーあ、目ぇ付けられちゃったよ。
どうしよう…
悩んでいるあたしの元へ親友の梨沙子がやってきた。
「どうしたの~?」
梨沙子を観て思った。どうして私の周りはこんなにかがやいてるの?宮本くんといい梨沙子といい、注目度が高すぎるでしょ!?
梨沙子はクラスで一番かわいくて1ヶ月に五回はこくられる位なの…
そんな梨沙子に今あった全てを話すと、
「こりゃあ、王子も落ちたわね~。みくに上目づかいで迫られて落ちない男はいないし…ぶつぶつ。」
「梨沙子、何をぶつぶついってるの?」
「えっ?あっ、何でもないの!」
「ならいいけど…」
キーンコーンカーンコーン
「あっ!じゃあ席戻るね~」
はぁー、本当に梨沙子は可愛いな~本人は気づいてたのかな?
クラスの男子がみんな梨沙子のことみてること…
モテるのも大変だな~。
あぁ、ホームルームダルい…寝ちゃおっと
─梨沙子side─
はーい、私みくの親友の秋葉梨沙子でーす☆
みくってば無自覚もいいところなんだから…
本人は男子が私を見てるとおもってるみたいだけど、男子はみんなみくをみてる…
はぁー、本当に心配…夜道で襲われたりしなきゃ良いけど、ほらまたあんな無防備な寝顔して男子がガ見してるじゃない!
はやく自分を守ってくれる彼氏を作って…
あれ?いつの間にかホームルーム終わってる!まあいいか…
ん?教室の前に人集りが…
─みくside─
ふぁー…うるさいな、何かな?
うーん、宮本くんがいるな~
「一ノ瀬さんいる?」
宮本くんが私を探してるな~
ん!?私を探してる?
これって行った方がいいよね…。ていうか、行かないと周りからの視線が痛いし。
「何ですか?」
「あっ、そ、そのだな…今日は朝からすまない…。そのお礼としてこれを受け取ってくれ。」
そう言われて渡されたのは映画のチケットだった。ただぶつかっただけなのに何でこんな親切にしてくれるんだろうとおもいながら一応受け取っておいた。
「ありがとうございます。」
「そ、それじゃあ俺は帰るよ。」
そう言うと宮本君は帰っていった。何だったの…?
疑問に思いつつも席につきもう一度チケットを見た。
「あっ!」
思わず声をあげてしまったのでみんなに注目されてしまった。うっ…恥ずかしい。
そもそも、なぜわたしが声をあげてしまったかというとそのチケットの日付は梨沙子とショッピングにいく日とかぶっていたのだ。どうしょう、誰かにあげようかなどかんがえていると
「一ノ瀬さん、ちょっといいかしら?」
と声をかけられた。園田さんだ…
