とりとめのない会話の後、私は電話機のスイッチを切った。 電話の向こうの幼くたどたどしい私の言葉は、何故か私の凍てついた心を温かくした。 もう1日だけ、生きても良いかな。 私はそう思った。 何しろ幼い頃の私と約束をしたのだから…。