向日葵




「あ、ありがとう。隣の石の所空いてるよ?」


「あ、じゃあ……」


そう言って桃ちゃんは石の所に座る。


「ごめんね、急に。」


「ううん。」


二人とも時々アイスを食べながら話した。


「初めて会ったのもさっきみたいな感じだったよね。」


「うん。あの日も桃ちゃん、さっきみたいにサッカーしてたよね!」


「なんであの時あそこにいたの?」


「んー、私もよく覚えてないんだよね。」


なんでだっけ…


「ふーん。…あの向日葵がある場所でボール取ってくれたのが、椎名だったね。」


桃ちゃんはあの日を思い出しているのか、優しく微笑んでいた。