桐斗くんは、祐実ちゃんが好きなんだ。



頑張って。


応援するよ‥‥



「あっ、桐斗くんってさ、亜実南ちゃんちに同居しとんだよね?」



「あぁ。まあ。」



「うちんち、同居していいよ?亜
実南ちゃんち大変そうだしね」



桐斗くん、ダメって言って?


「あんさ、返事してないのに、勝手に決めんのやめてくんない?
同居の事だけど、これからは亜実
南んち住むし、あいつさ、
寂しがり屋だから俺ぐらいの人がいなきゃ、だめなの。
だから、草山には悪いけどお前と付き合えないし一緒に
同居だってできない。」


「でもさ一緒に同居する事に付き合うのは関係ないでしょ。」

「お前からいい始めたんだろ。」


「そうだけどさ。
一生桐斗くんは誰とも付き合わない訳?
それとも、亜実南ちゃんと付き合うの?」


「さぁ?個人情報だし?そんなん言えねぇよ。」



「ちょっ‥‥やめっ!」



「何、動揺してんの?顔真っ赤。」


えっ?桐斗くんが祐実ちゃんに顔近づけたの!?

シャー‥‥

あたしがいた、ベッドのカーテンが開いた。
「そんなとこで何してんの?」


「いや、別にただ‥」




「ってな訳で草山、体大丈夫になったら来いよ。」