あたしは、東雲高等高校。に通う宮崎亜実南。高校1年生

今、ホームルームの時間。
担任は、みんなから噂の絶えない<佐藤つるたか>
ニックネームは佐藤つるはげ先生。
これでやっていけるのだろうか。


にしても、あたしの隣の人遅刻かな?遅いなあ。
「宮崎!隣の席から何か聞いてないか!?」
あ、あたし?知らないよ!
「知らないよ!」
あっ、ヤバイ。
タメ口で喋っちゃった…
怒られるよ。
「宮崎!先生に向かってその話し方はなんだ!」
みんなは、クスクスと笑っている。
そしたら、ドアの方からも笑い声が聞こえ、ドアが開いた。
「亜実南バカじゃねぇーの?」
亜実南って呼びすて!?
意外ト、イケメン。

ガタ…

あたしの隣ー!?
嘘でしょ!?
やだよ。
隣の席なんていやだあああー意識しちゃーうー