あたしは、祐実ちゃんに手当てをしてもら





い、




   屋上に来た。

   風涼しいなぁ~



ここに来ると辛い事が吹っ飛んぢゃう




あたしの好きな所なんだ




キィ…






後ろを振り返ってみるとあたしに背中を向     けた桐斗くんだった。




    「なぁ~にしてるの」




「iPodで音楽聞いてた。授業すんの面倒し        」



授業?あーそっか…


授業…



ええっ!授業やばっ…!





「あたし授業行ってくる!!」





「ばぁ~かもう放課後だっつーの」








「へっ?」








時計を見ると3時もう過ぎてた。