「笑って」【完】









彼女たちの沈んだ海に来てみた。





壊れたガードレールのすぐ傍に、萎れた一つの花束があった。



俺はその花束の隣に、持ってきた花束をそっと置いた。








「…優、愛してたよ」







今更、その言葉を呟いた。