けして後悔なんかじゃない。
私だけが幸せになるのがつらいんだ。
本当につらいのは
私じゃないのにね?
君は私の大切な過去だから
どうしても幸せになってほしい。
いつまでわがまま言い続けるんだって、
もしかしたら君は
怒っているかもしれないね?
でもね…
幸せそうな君の顔が見たい。
強がって笑うその顔は
あまりにも痛々しいから。
寂しがりの君の笑顔は
どこか悲しげに見えるから。
もう一度戻りたいなんて
「ごめん」全然思わないんだ。
君はいい思い出。
それは変わることのない決心。
けして未練なんかじゃない。
私だけが幸せになるのが怖いんだ。
未来が怖いのは
私だけじゃないのにね?
君は大好きだった人だから
何があっても忘れられない。
俺のことなんて早く忘れろって
君は苦笑い
しているかもしれないね?
でもね…
本当の笑顔が見たい。
本心を隠して笑うのはきっと
寂しさを誤魔化すサインだから。
優しい微笑みは
涙が流れる寸前だから。
今まで楽しかったよ。
「ありがとう」と
伝えたい気持ち溢れだす。
これから前に進む。
それは二人の硬い約束。
もう迷わないよ。
君の幸せ願いながら幸せ掴むよ。
愛すべき人だけを愛すために。

