総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜




『―――っ!?』


固まる体。どくん、と大きな音を立てて拍動する心臓。


思わず固く目をつむると、さらに感覚が鮮明になってしまい、思わず嬌声を唇から零れた。



『んぁ……っ』



だけど、東の手は止まらない。


触れるか触れないかの位置に指を固定して、太ももの上に指を滑らせてくる。