思わず出た、凄まじい叫び声。 それを間近で聞くハメになった東は、 「おまっ、落ち着け!!今叫んだら女だってバレるぞ!!」 極道ヅラを眠気と焦りで激しく歪めながらドアを素早く閉め、私の口を手で塞いだ。 そのまま、まるで後ろから抱きしめるかのように腕を回して、私の身体を拘束してくる。