総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜




私の部屋は303号室で、東の部屋は一つ飛ばして305号室。


ならばすぐに来るはず…!!と思った瞬間、部屋に取り付けられてたインターフォンが鳴った。


(ナイスだ、東!!)


心の中でそう呼びかけつつ、急いでドアへ飛びつく。


そして、



『よく来た!!ありがとう!!』



そう言いながらドアを全開にした瞬間――悲劇は訪れた。