基本的に正直者で、嘘つくのとか苦手なんだよね……。 だから、嘘だらけなこの学校生活も、不安だらけなんだけど……。 と思ったその時、 「………嘘だらけだね?」 耳元で、甘い囁き声が響いた。 その声に、思わず身体がゾクリ、と震える。 それと同時に、頭を過ぎる嫌な予感。 そして、 『…………おまっ、』 気付いた時には、腕を引かれ―― …――三神君の腕の中にすっぽりとはまっていた。