なんで恍太がそんな質問をしてくるのか分からない。
分からないまま、とりあえずその質問に頷くと、恍太は嬉しそうに笑って……
「俺たち[裂空]メンバーはさ、みんな総長が大好きなんだ。
飛鳥が[獄炎]と戦う時、どんな決断を下しても――例えそれが明らかに間違っていても、皆がお前に付いていくくらいにはな」
だから、と呟いて。
「飛鳥は、[裂空]の事や【悪鬼】の事なんて考えずに、自分の後悔しない決断をしてくれよな?
どんな無茶な要求にだって、俺達[裂空]のメンバーが絶対に応えてやる!」
明るく告げられたその言葉に、私は自分の瞳が潤むのを感じた。
……つまり、恍太は言外にこう伝えてくれたのだ。
【[裂空]は、飛鳥を信じてる】
と――。

