総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜





濡れたシャツ越しに感じる、柔らかな布団の感触。


反転させられた視界。


そして――私の視界に広がる、リョウの綺麗な顔。



「…………WHY?」



突然の事に驚きすぎた結果、私の口から使い慣れない英語が飛び出した。


そんな私を無表情に見下ろすリョウの額には、何故か青筋が立っている。


と、その瞬間



「この……馬鹿野郎が!」



私の胸倉を掴んだリョウが、大きな声で怒鳴った。


その凄まじい剣幕に、リョウ以外の3人は目を大きく見開いて固まってしまう。