総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜





『……お、おはよう?』



どうして3人がここに…などと考えていた私は、今日が『親睦会』の日だった事を思い出した。



(そうだ。ここは今日寝泊まりするバンガロー。寮じゃないし、家でもないし、ましてや病院でもない)



事実を一つ一つ思い出しながら、未だに震える自分に向かって言い聞かせる。


…けど、その前に。



『ごめん3人共、叫んだりして。驚かせたね』



私は掠れた声でそう言うと、部屋に一歩入った状態で立ち尽くす彼らに頭を下げた。


悪夢にうなされて叫んで、挙げ句友達を心配させるとか…私、格好悪っ!


なんて心の中で呟いたその時…



「――飛鳥」


『ん?なに…ってうわぁ!?』


「「!?」」


いつになく真剣な顔で近付いてきたリョウが、私の肩を掴み――そのまま、押し倒してきた。