『『東ぁっ!!』』
ドタドタ!という大きな音と共に、過去の私達――飛鳥と大輔が病室へ飛び込んできた。
周囲から注がれる冷たい視線を気にも留めずに東のベッドへ近付いた二人は――直後、2対の瞳から大粒の涙を零し始めた。
(……!)
『ごめん、ごめんな東……!』
『私達が油断なんてしたから…ッ!』
傷だらけの状態で眠り続ける東へ縋り付き、大きく肩を震わせる二人。
……そんな光景から目を逸らしながら、私は小さく溜息をついた。
(これ、東が病院送りにされた時の……)
――…今思えば、全ての始まりとなる光景。
そう考えた瞬間、またもや唐突に景色が切り替わった。
そして、次に現れたのは……

