『ッ!?』



全方位からの、突き刺さるような強い殺気。


それを感知し、反射的に身構えた私は――…



「ま…マジで!?いいの飛鳥!」


「っしゃ!俺のグロック17が火を吹くぜッ!!」


「ダテメの真の力が…今、花開くんだぜッ!」


「お、おい村瀬ぇ!そのタイマン勝負、俺も混ぜてくれ!」


「僕もお願いします。ぜひ、村瀬君の強さも解明したいですし」


『……………お、おぅ』



恍太達を含め、クラスメイト全員にタイマンを申し込まれる事になったのだった……。