(……ったく、なんでいるんだよ。しかも私の部屋に!!) 無意識に速くなる鼓動をあえて無視するように、そんな事を考えた私は、静かに顔を上げると 『久しぶりっつーか、私らまだ2回しか会ってないからね? ―――雷河』 目元を緩めてご機嫌に笑う、 [獄炎]総長・五十嵐雷河の顔を見つめた。