そのたくさんの視線はなんとなく、 わたしと東雲の関係を知りたいという好奇心できらきらというかぎらぎらと光っていた。 東雲が合わせたいというひとが彼の従兄弟でよかった。 正直、この好奇心のなかにとてもいい人がいるから紹介したいと言われても、 わたしは信用できなかったと思う。 わたしは一週間後の授業が終わる2時40分にいつも一緒にご飯を食べている場所に集合しようと言うメモを東雲の握りこぶしのなかに入れて、 ドアが開けっぱなしの教室を出た。