結局、翌日に彼は帰って行った。

おかゆも美味しいといいながら食べて元気になった。
私は、初めて彼に言った気がする・・。

「私、電卓男でもいいの。」
「なんのこと?」
「私は、あなたが好き!」
「何を今更・・嫌いと言われても放したくないんでね。悪いが今のところ手放す予定はないよ」

彼らしい発言。
私の「好き」は彼の為に。
私の全ては彼のもの・・。