翌日、仕事が終わると達也くんは家の前に来ていた。
車を出すから迎えに行くよと言われていたから大して驚きはしなかったけど。
「こんばんは。」
達也くんの無愛想な顔は暗がりでもしっかりとわかる。
きっと外の灯りのおかげよね。
「こんばんは、すいません今開けますね!」
「なんで?」
「このままじゃ出られないです」
「なんで?今まで出てたじゃん」
カーディガンに大人しめのスカートなんてどこの高校生ですか!
一歩間違ったら補導対象ですからね!?
「と・・とにかく!すぐに着替えるんでお茶でも飲んで待っててください!」
「どこにいたらいい?君の部屋?」
まてまてまて!
どこで何をしようとしてるの!?
なんで私の部屋に来る必要があるの!?
「リビングでお願いします。」
「わかった。」
ほっと安心すると、達也くんはふっと鼻で笑った。
「なんですか?」
「いや、こういう冗談に動揺する辺り変わってるなぁって。」
「変わってますか?」
「うん、周りの女の子はためらいもなく部屋に入れるよ。堂々と脱ぎ出す子もいる」
「・・今まで付き合ってた女の子?」
「そうだね。さすがに長続きしなかったけどね」
「どうして?」
「さあね。理由なんか知ってどうするの?」
「わからないよ、聞きたいだけだから」
そう私がいうと、彼はまた「変なの」と言って笑った。
車を出すから迎えに行くよと言われていたから大して驚きはしなかったけど。
「こんばんは。」
達也くんの無愛想な顔は暗がりでもしっかりとわかる。
きっと外の灯りのおかげよね。
「こんばんは、すいません今開けますね!」
「なんで?」
「このままじゃ出られないです」
「なんで?今まで出てたじゃん」
カーディガンに大人しめのスカートなんてどこの高校生ですか!
一歩間違ったら補導対象ですからね!?
「と・・とにかく!すぐに着替えるんでお茶でも飲んで待っててください!」
「どこにいたらいい?君の部屋?」
まてまてまて!
どこで何をしようとしてるの!?
なんで私の部屋に来る必要があるの!?
「リビングでお願いします。」
「わかった。」
ほっと安心すると、達也くんはふっと鼻で笑った。
「なんですか?」
「いや、こういう冗談に動揺する辺り変わってるなぁって。」
「変わってますか?」
「うん、周りの女の子はためらいもなく部屋に入れるよ。堂々と脱ぎ出す子もいる」
「・・今まで付き合ってた女の子?」
「そうだね。さすがに長続きしなかったけどね」
「どうして?」
「さあね。理由なんか知ってどうするの?」
「わからないよ、聞きたいだけだから」
そう私がいうと、彼はまた「変なの」と言って笑った。

