ちょっと残念そうに言うまやり。



だってホントの事だし?



「あっ、拓いたー!」



サッカー部のファンの皆様を押し切って前に出ようとするまやり。



はぁー、すごいわ(笑)



あたし絶対無理。



てか皆見に来るとか超暇人じゃん。



あたしは拓君を観ているまやりを見ていた。



あたしも恋したいよ。



とその時、



「よっ!、木葉ちゃん」



後ろから声が聞こえた。



「…こんにちは」



あたしは後ろから聞こえた声が佐々木先輩か。と思いながら振り向いた。