「ほらぁー、早く!」



あたしはまやりに急かされていた。



「待ってよ、まやりー」



あたしはまやりの後ろをしょうがなく着いていった。



なんでまやりがこんなに急いでいるかって言うと…



拓君の部活姿を早く観たいらしい。



はぁー、あたしは一つ大きくため息を着いた。



「あっ、佐々木先輩もきっといるよ!」



ニヤニヤしながら言うまやり。



「興味ない」



あたしはバッサリ言ってやった。



「えー、つまないの」