明日は土曜日。



どこ行くのかなー



なに来ていこうかなー



そんなことを考えながらあたしは今図書室に向かっている。



楽しみだなぁー。


これが本音だったりする。



別に好きとかじゃないんだけどね。



そんなことを考えていたら…



「先輩、こんにちは」



後ろから三田村君の声が聞こえた。




「こ、こんにちは…」



あたしたちの関係はあの日以来少し距離が空いた。



三田村君はあの日以来好きとか、付き合ってとかも言って来ない。