先輩と後輩クン〜貴方わどっちを選ぶ?〜【完】

「ほ、ホントに言ってるの?」



びっくりしすぎて噛んでしまった。



「本気だよ」



三田村君は真剣そのものだった。



あたしは言葉に詰まってしまった。



なんで、なんで三田村君の言葉であたしはドキドキしてるんだろ。



その時ー、



ガラッ



図書室のドアが開き、図書室の担当の先生が入ってきた。



「よっ!、鈴木、三田村」



そう言うと、あたしと三田村君の所に近づいてきた。