「…何?」


三田村君がスッゴい冷たい目で女の子を見た。




その女の子はそんなのお構い無しに笑顔で三田村君に何かを話している。



うわっ、


何なんだろこの子。



皆は迷惑って顔でその子を見ているけど全然気づいて居ないぽいし(笑)



その子に注意しようとしたら今まで黙っていた三田村君がようやく口を開いた。



「あのさ、うるさいんだけど、静かにしてくれない?」



「え…?」



明らかにその子顔はひきつっていた。



その子周りを見渡した。



「ご、ごめんなさい…」



それだけ言うと図書室から出ていった。