「木葉ー!行こうー」



まやりはあたしの手を引っ張った。



まやりはこの時まだ拓君と付き合って居なかった。



だから拓君に片想い中だから必死に追い掛けていた。



「あっ、ごめん。あたし今日委員会なんだよね」



あたしはまやりに両手を合わせながら謝った。



「分かったー」



口を膨らせながら言った。



そう言うとどうしようかなーッって言いながら携帯と睨めっこを始めた。