「うん…」



あたしはカバンの中に全部入れた。



「ねぇ?」



佐々木先輩はあたしの近くに来て抱きしめた。




「どうしたの…?」



何?


どうしたの?



なんで、どうして、そんな弱弱しい声をしてるの?



「三田村裕介の事、どう思ってる?」