「美織先輩じゃないすっか!久しぶりじゃないっすか!」



えっ。



こんな綺麗な人と秀太先輩知り合いなの!?




しかも年上なんだ。



「まさかこんな所で逢えるなんてねー♪サッカー頑張ってる?」



秀太先輩がサッカーやってるとこも知ってるんだ…。


「引退しました。先輩は看護婦目指してるんでしたよね?大変ですか?」




凄い親しい関係なんだ。



あたしはそんな先輩と綺麗な人が見てられなくてりんご飴の出店に走った。


「すみません。大きいの一つください」



その時、



「あれっ?もしかして木葉先輩?」


知らない女の子があたしのほうを見てびっくりしていた。