「あぁー、そう言う事か。まぁ今年の1、2年モテるからね〜」



そうか、そうか。と言いながらのんびりした口調で言う佐々木先輩。



いや、あたし的には佐々木先輩も十分にカッコいいと思うんですケド…。



「先輩も十分カッコいいですよ?」



少し小さな声で独り言のように言ったのに、先輩に聞こえていたらしく、



「ありがとうー♪木葉ちゃんに言われるとか嬉しいー♪」



そう言ってあたしに笑顔を向けた。