ある日、ある時、ただ白いだけの空間で、少年は、”自分とは別のモノ”と出会っていた。
ソレは、少女で、髪が長く、少年とは違う格好をしていた。
「キミは、ダレ?」
少年が尋ねました。すると少女は
「わからない」
と、答えました。そして、少女は少年に聞きました。
「アナタは、ダレ?」
すると少年は、沈黙しました。
しばらくの沈黙の後、少年はこう言いました。
「ボクは・・・この世界の神様だ!!この世界は、僕が思う通りに出来上がる!キミに出会ったのも、僕が願ったからだ!だから、僕はこの世界の神様だ!!」
そうして、またしばらくの沈黙。
少女は言いました。
「あなたが神様なら、私はサタンね」
どこか物悲しく少女が言うので、少年が心配そうに言いました。
「キミは、ボクと一緒にこの世界を作ればいい。僕は、キミと一緒にこの世界を作りたい。だから、ボクと一緒に来てくれないか??」
すると少女は、大きい目をさらに見開いて、驚きました。
でもすぐに、困った顔に戻り、少年に聞きました。
「私が行っても、いいの?」
少年は答えました。
「もちろん。ボクは一人が淋しい。キミが一緒にいてくれたら、僕が独りで作る世界より、もっと素晴らしい世界が作れると思うんだ!だから、一緒に来ておくれ・・・」
少年が言い終わると、少女は目一杯に涙をためて答えました。
「わかった。一緒に行く。私もあなたの作る世界を、あなたの横で見ていたい」
そうして、少年と少女は、二人で、ただただ白いだけの世界を、別世界へと変えていきました
ソレは、少女で、髪が長く、少年とは違う格好をしていた。
「キミは、ダレ?」
少年が尋ねました。すると少女は
「わからない」
と、答えました。そして、少女は少年に聞きました。
「アナタは、ダレ?」
すると少年は、沈黙しました。
しばらくの沈黙の後、少年はこう言いました。
「ボクは・・・この世界の神様だ!!この世界は、僕が思う通りに出来上がる!キミに出会ったのも、僕が願ったからだ!だから、僕はこの世界の神様だ!!」
そうして、またしばらくの沈黙。
少女は言いました。
「あなたが神様なら、私はサタンね」
どこか物悲しく少女が言うので、少年が心配そうに言いました。
「キミは、ボクと一緒にこの世界を作ればいい。僕は、キミと一緒にこの世界を作りたい。だから、ボクと一緒に来てくれないか??」
すると少女は、大きい目をさらに見開いて、驚きました。
でもすぐに、困った顔に戻り、少年に聞きました。
「私が行っても、いいの?」
少年は答えました。
「もちろん。ボクは一人が淋しい。キミが一緒にいてくれたら、僕が独りで作る世界より、もっと素晴らしい世界が作れると思うんだ!だから、一緒に来ておくれ・・・」
少年が言い終わると、少女は目一杯に涙をためて答えました。
「わかった。一緒に行く。私もあなたの作る世界を、あなたの横で見ていたい」
そうして、少年と少女は、二人で、ただただ白いだけの世界を、別世界へと変えていきました



