凌side〜
放課後。
今日のあいつはなんか変だった。
目があってもすぐにそらしてくるし。
いつもなら笑うか手をふるくらいはしてくるのに…
しかもはれぼったい目がいつもよりはれぼったかった。
なんかあったのか…?
「凌君!!」
急に後ろから名前を呼ばれた
は〜
こいつはいつもしつこいやつ。なんでかしんねぇけど、うざったいんだよな…
「…何?」
今教室にはこいつと俺だけだった
「あのさぁ、凌君って未来ちゃんと別れたの?」
…は?
なに言ってんだこいつ
「…んなわけねぇだろ」
「え〜嘘ぉ〜。だって私昨日、見ちゃったんだよね〜」
「…………。」
「クスクス。昨日、放課後屋上でね、未来ちゃんと知らない男がヤってたんだぁ」
……意味わかんねぇ
「……。」
「すごい気持ちよさそうだったよ?こっちまで恥ずかしくなっちゃった!しかも、その時〜聞いちゃったんだ♪未来ちゃんとその男の会話」
「未来ちゃんがね、凌君はキスもその先もしてくれないから退屈でさ〜あなたとヤれて嬉しいって言ってた!」
ほんとなのか…?
だから、目をそらしたのか…。
好きだと思ってたのは俺だけだった…?
「クスクス。あっ、それじゃあ私もういくねー」
俺はお前と別れた方がいいんだな…。
そしたらお前も幸せになれるんだな……。
