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「とりあえずここは現実逃避の場だよ」
「ふ~ん」
「何もせずに帰ってもいいよ そしたら勉強詰めだからねww」
「う・・!」
夏休みの宿題か・・・
「とりあえずすきにできるんだよな」
「えぇ」
カチャ
扉を開けて扉の部屋に
「はぁ・・・」
一つ 黄色一色の扉の前に立つ
「行こう」
うちは開けた あの人を考えて
気づくとうちの姿はネーヴィになっていた
本当だったか・・・
前を向くと そこに
ぺいんとさんがいた
どうやら実際にうちが見えるらしく慌てていた
「ぺいんとさん・・・」
「何で急にこいつ映ってんだよ! 何で!」
マジであせってる
隠そうとしても消えない
自分の後ろにいろいろあるのがすぐわかった
「無駄みたいだね」
「声まで聞こえるのかよ!」
「別に危害を加えるつもりはない」
「現れただけで迷惑だっつうの!」
ははっ まじでかよ
本当にうちを嫌いになったんだな
「言いたい事言ったら帰るし二度と現れない」
「え・・・」
「B2実況して・・ デリカシー無い事してごめんなさい
そしてうちに動画を出す勇気をくれて
相談とかのってくれてありがとう
大好きだよ これからもずっと
じゃあね さよなら」
言いたいことをちゃんと言えた
これでいいんだ
うちは扉を創造する
同じ黄色い扉 迷わずくぐる
もう ここには来ない
バタッ
扉の部屋に戻ったら元の姿だった
うちは扉を見て目をつぶる
次開けたときには扉はチェーンで硬く閉ざされていた
これでいいんだ・・・
「お疲れ」
ネーヴィが言う

To Be Continued