ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「のんちゃんっ!!」


そこには、ぜぇぜぇ荒い息を繰り返すのんちゃんの姿があった。


「み……ゆ……」


テニス部で鍛えている、のんちゃんのこんな姿は珍しい。


「どしたの!?
そんなに……。
息を乱して……」


できる限りの速さでのんちゃんに駆け寄ると……。


「煌、アイツ……。
マジで……。
人使い……荒いわ……」


ひざに手をついて、息を整えたのんちゃんが……。