ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「煌。
青柳心優をこんな目にあわせたヤツ等に、制裁を加えるんじゃなかったのか?」


そんな言葉と共に、玲央くんは、五十嵐くんの肩をポンと叩いた。


「煌は気づいていないようだが、ボクが見たところ、青柳心優はひざにケガをしている。
おまけに、靴も履いていない。
これが、どういうことか、おまえにわかるか?」


よどみなく紡がれる、淡々とした声。


それに対して……。


「なに!?
ケガ!?
マジか、心優!!」


チラッと横に流していた視線を元に戻し……。