ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「誰からも、苦手に見られるけど。
全然大丈夫」


そう言って、そのまま前を向き、列にそって歩いたけど……。


あたしの後ろから、突然、五十嵐くんの気配が消えた。


「……あれ?」


だから、振り返ってみた。


すると……。


あたしの1メートルくらい後ろ、五十嵐くんはその場で立ち止ったままで、渋滞を引き起こしていた。