ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

目の前にあったのは、五十嵐くんじゃなくて、お手伝いの弥生さんの顔。


「……え?
弥生……さん?
……って、あれ……のんちゃん?
電話……?
ん?
五十嵐くんは……?」


能面みたいな弥生さんの顔を見つめて、軽いパニックに陥るあたし。


だって……そうだよね?


今まで……キス……されてた……よね?


五十嵐くんに。


それなのに……。