ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「恥ずかしくなんかありません。
だから、早く目を覚ましてください」


肩をガッと掴んで、ユサユサ乱暴に揺らされた。


「へっ!?」


五十嵐くん……!?


そんなに強く揺すらないで……。


そんな気持ちにまぬけな声をプラスして、バチッと勢いよく目を開けると……。


「へっ!? じゃありません。
心優お嬢様。
のぞみお嬢様から、お電話でございます」