ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「あ、泣くんだ。
やっぱり」


少しだけ冷たい声をあたしに落として、五十嵐くんはスッと身を起こした。


「なーんか、傷つく。
キスして、泣かれるとか」


冷たい半開きの目であたしを見おろす五十嵐くん。


「傷つくって……」


えぇっ!?


くわっと目を見開いて、五十嵐くんを見あげると……。