ヤンキー王子とラブレッスン③【完】

「よく見とけ。
コイツは、今から俺のものだ!!」


圧倒的な威圧感と、鋭い声。


それは、その場にいた誰もが息をのむほどの迫力で。


五十嵐くんは、ギロッと射るような眼差しで、ホールにいる全員を見回した。


それから、おもむろに……。


さっきはずしたものを、五十嵐くんは、あたしの首にかけた。


「よし、これでいい」


あたしにだけ聞こえるような小さな声で言って、満足そうに笑う五十嵐くん。